Babylon Sisters Crusing report
日付2001年9月2,3日(日,月) (メジサイズアップは..)
天候くもり
風・波やや強い風、中波
航行ルート佐島〜大磯沖〜秋谷〜亀城根〜佐島
両日の釣果小メジマグロ:5本(リリース2本)、ペンペン:?尾(リリース)
 9月2日午後、ハーバーフロントで40cm超のメジがあがりだしたという情報を聞いて、早速出港することにしました。
 今さっきというのですが、この時間帯に釣れたためしがないので無理だろうと思っていると案の定、ペンペン1尾のみで、4時過ぎ、期待のできる夕まづめの時間帯がやってきました。秋谷の定置わきで釣りをしているボートの後ろを流すと、待望のクリック音「ジー」が。ラインは出て行かないので大物ではありませんが、かなり潜り、てこずりました。メジでした。先週よりはサイズアップしている様子です。せっかくなのでキープしてマリーナの方にお分けすることにしました。
 今回は、ルアーヘッド、タコベイト、鉤、リーダーを購入して、いくつか自分たちでルアーを用意してみました。
 2日に使用したのは左舷の長い方にラビットとお手製メキシコ貝のルアー。こちらは鳥にも数十分間追い掛け回されるほどの人気(?)で、ヒット3回、ペンペンとメジGETという結果でした。右舷側には最初、PENNの潜行おもり(中)とお手製白丁貝を使用し、こちらはヒット1回ペンペンGETでした。メジがあたってから右舷側をヒコーキで流してからはヒットなしでした。どうやら長いほうが当たるようです。
 9月3日6時前、今回は初めてさと丸さんと一緒に海に出ました。いつも色々と教えていただいているのですが、一緒に釣りをするのは初めてです。今回は操船をお願いしました。いつも操船に専念し、私たちが「ジー」の音が鳴るやいなやリールに飛びつくのを横目に見ていた(?)まっこも今日はのんびりと釣り人です。
 予報では雨、風も「やや」ではなく強いということで、コンディションが心配されましたが、風、波はあるもののなんとかお天気は持ちそうです。ハーバーフロントでは二ノ宮という情報をいただいていましたが、さと丸さんにお任せし、大磯あたりまで行きましたが、ジギングするもアタリなし、では曳こうということで、今回は左舷側の長い方にラビットとお手製タカセ貝のルアー。右舷側にヒコーキとお手製メキシコ貝で流してみました。結果、タカセ貝の方はヒット5回小メジ3GET(うち2リリース)とペンペン2GET(リリース)、メキシコ貝の方はヒット3回小メジ1GETとペンペン2GET(リリース)でした。メキシコ貝の方を白丁貝に変更してみましたが、時間がよくなかったのか、以降はどちらにもヒットなしでした。
 その後、秋谷や亀城根を流してもらいましたが、結局ヒットなし。残念ながらサイズアップはなりませんでした。クリック音も「ジ」というくらいでやや寂しかったです。
 マリーナに戻ると秋谷で40cmのメジを釣った方の話が出ていました。やはり、大きい魚は潜っていたようです。次回は潜行板と潜行おもりを使用して、深めを攻めてみたいと思います。
 去年は海釣りも初めてだったので、何もかもが新しいことで、季節の魚が釣れて楽しい、美味しいとただ単純に楽しんでいましたが、ここ最近、トローリングの奥の深さ難しさを痛感しています。YBMでは周りの釣り人と話をする機会も滅多になく、情報といえば遊漁船の釣果情報を愛読しているくらいでしたが、佐島に移ってから、マリーナの他のボートの釣果を聞かされて、まだ2年目とはいえ、釣りの難しさを思い知らされている感じです。
 トローリングは知らない人から見たら、ただのんびりと走って仕掛けを流しているだけにしか見えませんが、実際、操船にもかなり技術が必要です。うちのボートでも正直、ヒットするのはCaptainまっこが操船している時がほとんどです。本に書かれているように太陽を背にしてとか(ルアーが太陽と同じ方向にあると眩しくて見えない)、潮に逆らって流すとか(魚は潮に逆らって泳ぐので)、ルールも色々ありますが、海には定置網あり、蛸つぼ仕掛けあり、他船あり(特に漁師の曳き釣りはヒコーキから先が長いので要注意)と様々な状況を判断しながら操船しないといけません。また、魚がヒットしたときには、カツオなどの口が弱い魚は若干スピードを緩めた方がいいかもしれませんが、あまり緩めすぎたり、ボートを止めてしまったりすると、潜行板の仕掛けがおまつりすることもあるので、潜行具を使用する際はより注意が必要とのことです。
 釣る方も、去年始めたばかりの頃は何も知らなかったので、ヒットするとドラグをいっぱい締めていましたが、ライトトローリングでは状況に応じてやや締めることも必要ですが、基本的には、ヒットしたら必ずロッドをホルダーから出して、クリック音を消してポンピングしながら(小物なら必要ないときもありますが)、テンションを保ちながら巻いていくというのが重要だそうです。それでばれたら、それだけの魚とあきらめましょう。
 ルアーの選択については難しいです。これは絶対良いというものはないらしく。今日はこれがアタっているという感じらしいのです。始めた頃は、鳥山があるときなど魚の食いが立っているときは何でも同じと思っていましたが、そんな時にいつでもあたるわけではありません。そういうときでもより釣れるルアーがあるはずということで、やっとルアーも集めたり、作ったりして色々試してみようと思うようになりました。
 まだまだ勉強中で、潮の澄み具合も、潮流も良くわかりません。大物も釣り上げてはいませんが、とにかく経験したことを無駄にしないで、少しずつでも進歩していけば良いかなと思っています。
トローリング用ルアーヘッド
トローリング用ルアーヘッド
お手製白丁貝ルアー
お手製貝白丁貝ルアー
お手製タカセ貝ルアー
お手製タカセルアー
夕陽とトローリングロッド
夕陽とトローリングロッド
さと丸さんと一緒に
さと丸さんと一緒に
(Captainまっこのコメント)
(今度こそサイズアップだ!)

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