月日9月28日
天気:晴れ
場所:富士五湖西湖

入漁料:¥510(男性は\1、030)
ボート代:¥3、500

釣果:ボウズ


西湖は去年の秋にこませが禁止になってから、釣れないだろうと避けていた釣り場である。新聞の釣り欄の西湖のところにも、不調という文字が連日のように出ていた。
しかし、湯の湖での大漁にすっかり気をよくした私たちは、“何事もチャレンジさ”と勇んで釣りに行った。
水不足のため、前回来たときよりも2mも水深が低くなっていて、ボート乗り場は大変危険な感じ。
寝坊したため、出遅れてしまいポイントも余ったところしかなかった。
えさは、釣り具屋で売っている“いくら”と“ブドウ虫”。
釣れないと聞いていたが、数十メートル先のボートのおじさん達は好調のようで、 どんどんヒットが続く。きらきらと光る銀色のヒメマス。うらやましい。
その後、若人がトローリングをしながら近づいてきた。
私たちの数メートル先でヒットが続く。
どうして?どうして、こんな近くなのに全くあたりがないの?
1尾くらいおまぬけなヒメマスがいて、ひっかかってもいいのに全くあたりなし。
もしかして、初めてのボウズか?
近くの人が釣っているのに、あたり一つないのはどうしても原因がわからなかった。
タナも他の人が言っているのに合わせたのに。(うそだったのかなぁ)
結局、あきらめが肝心と思い、管理釣り場へ行くことにした。
ボート屋のおばちゃんに聞くと、“いくら”は魚屋で売っている味付きのいくらが良いらしい。やっぱり、人が食べておいしいものは魚もおいしいのか?


月日同上
場所:忍野フィッシング

入漁料:全日¥3、500
制限尾数:一人3尾

釣果:岩魚1尾(27.5cm)
虹鱒5尾(21〜27cm)


2回目の管理釣り場フィッシングである。
初めての管理釣り場は、釣りもまた生まれて初めてということでボウズであったが、 今回は絶対、制限尾数釣るぞと意気込む私。
ここは、えさ釣りよりもフライフィッシングの方がさかんで、隣で池でヒュー、ヒューと音を立てて、フライマンが釣りをしている。この糸がえさ釣りエリアまで飛んでくるので、いつ自分にひっかかるか気がきでない。
そんなことは、気にしていられない。早く今日のおかずを釣らねば!
竿を入れると、いきなりヒット!
30cm弱のレインボウであった。
貸し竿のカップル達は、魚が見えるのに釣れないと言っていた。
他の人達には全くあたりがないようで、何時の間にか、えさ釣り池は貸し切りのようになっていた。
私たちの場合、竿を入れればヒットするわけではないが、やっぱりこれは“ブドウ虫”効果以外の何者でもない。次第に、私もやや不自然にではあるが虫に触れるようになってきた。浮き釣りも徐々にではあるが慣れてきたよう。
そして、3尾めに釣った魚は30cm弱の大好きなイワナであった。
その他はすべてレインボウだったので、イワナ君のなんと美しいこと。
ああ、美味そう。と、つばをごっくん飲み込む私であった。

旅先の食卓に並んだ塩焼きのイワナは絶品であった。富士の名水で魚もおいしい?


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