月日9月21日
天気:くもり
場所:日光湯の湖

入漁料:¥1、300(男性は\2、600)
ボート代:¥3、200

釣果:姫鱒8尾(18cm)
川鱒1尾(28cm)
虹鱒9尾(27〜30cm)
ワカサギ1尾(11cm)

前夜からの大雨および台風接近により、今日の釣りは中止にしようかと思い、 (事実、朝6時には雨が降っていた)、二度寝して、起きると雨はあがっていた。
仕方なく、車で湖に向かい完全雨仕様でボートに乗り込む。(実際、その日雨は一滴も降らなかった。) 入漁券売り場で、“紅サシ”と“ブドウ虫”を買う。“紅サシ”はわかさぎ釣りで、すっかり慣れたので平気だが、“ブドウ虫”とは初対面である。釣り具屋で、少し姿は見たことがあるが、とても触れそうに無い。
魚紳君も“ブドウ虫”は初めてなので、プラスチックのケースを開けて、「これ、大丈夫かなぁ、さなぎになっているみたいだ」と言っていた。でも、まゆのような袋を開けると、紛れもない“ブドウ虫”が出てきた。袋が小さいので、虫も小さいのかと思うと、いきなり伸びをするかのように体長が長くなる。頭部をぐるぐる振り回す。
大変こわい。まあ、とりあえず試してみよう。
ボートを出し、昨日の三平、三子ポイントあたりにオモリを降ろす。
魚紳君はこわごわと“ブドウ虫”をえさにし、私は相変わらず、“大アミ”で入竿。
今日は、始めるのも遅かったから朝間詰めは過ぎてしまったなぁ、のんびり釣ろうと思っていると、“大アミ”の竿にヒット!これは大きいぞ。
その日の1尾めということもあり、どうしても釣り上げたい私は、魚紳君に竿をバトンタッチ。そして、釣り上げた魚は、私が今までに見たことのない美しい魚であった。
ヒメマスの美しさは、それはすばらしいものだが、この魚も美しい。
この魚は、“ブルックトラウト”いわゆる“カワマス(川鱒)”であった。

真ん中がブルックトラウトです!

そして....

その後、“ブドウ虫”はその効果を大いに発揮したのであった。
前日全くあたりのなかった浮き竿に“ブドウ虫”を付けると、
魚紳君曰く、面白いように釣れ出した。
昨日の三平のように、魚のライズの近くに竿を投げると、“ぐぅん”と浮きが沈み、 ヒット!
これでもか、これでもかという位にレインボウが釣れていく。
(実際は、数としてはそんなに多くはないが、大きさとファイトによりそう感じてしまう。)
大好きなヒメマスは小振り(20cm弱)ながら8尾釣れ、ワカサギも1尾釣れた。
「さすが、鱒の宝庫」を実感させてくれた、一日であった。
ヒメマスはその美しさとおいしさはこの上ないものであるが、引き味は大してないので、レインボウも釣りとしてはなかなか楽しいものだなぁと感じた。


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